身体の汚れを落としたり、洗髪するだけなら自宅の浴室でもすることが可能です。でも、わざわざ自宅から離れた場所にある銭湯や温泉まで行って入浴する人はどの時代もたくさんいますよね。大きく分けて銭湯派と温泉派に大別されますが、一体それぞれにはどのようなメリットがあるのでしょうか。あまり詳しくない人にとっては、銭湯と温泉の違いがよくわからないということも多いですよね。両者を徹底比較することで、自分がどちらの方が適しているか見えてくるかもしれませんね。京都には温泉も銭湯も色々あるので、旅行に来たときには訪れてみてはどうでしょうか。
まず温泉ですが、国の定めた温泉法で定められているんですよ。源泉から湧き出たお湯の温度が25度以上であれば、これは温泉だと判断していいことになります。もし25度以下であっても、19種類ある成分のうち、1つでも一定量含まれていれば、それは立派な温泉なんです。利用する料金が有料化無料化は無関係となっています。全国各地の温泉は泉質が異なっているので、自分の健康状態にあった効能があるところに湯治に行くのがポイントです。
それでは、銭湯はいったいどういう定義をされているのでしょうか。銭湯の場合は公衆浴場法で一般公衆浴場に分類されるタイプが該当します。具体的に説明すると、利用料金が各地域の物価を反映されて決められているところで、日常生活の中で住民が衛生な環境で暮らすうえで必要だと考えられる施設のことです。ある程度保護する必要があると判断されている施設なので、京都の銭湯も料金がそこまで高く設定されていないんですね。ちなみに、よく似たものにスーパー銭湯がありますが、こちらは娯楽性が強めなので公衆浴場法では、その他の公衆浴場に分類されます。健康ランドやスポーツジムなどに併設された浴場などもこちらですね。銭湯の定義には成分は特に関係ないので、温泉成分が入っているタイプもたくさん存在します。
銭湯は気軽に利用することができて、同じ利用者同士で交流することのできる憩いの場でもあります。広めのスペースでのんびり過ごすことができますし、銭湯以外にも魅力的な設備があるので、一回行くだけで複数のメリットがあるんですよね。温泉の方も、健康や美容効果も高く、各地域に湯治に行くことで国内旅行も兼ねることができるので、心身ともにリフレッシュする機会を与えてくれます。どちらも良さがあるので、両方とも体験してみてはいかがでしょうか。最後に入浴する際の新型コロナウイルスに注意するポイントはこちらのページでご紹介しています。