1300年以上の伝統を持つ伏見稲荷大社は、全国に点在する稲荷神社の総本宮です。京都は海外を含め遠方から訪れる観光客も多いので、旅館やホテルなどの宿泊施設も充実しています。温泉や湯葉などの郷土料理を楽しめる旅館に泊まれば、贅沢な旅を楽しめます。

伏見稲荷大社には有名な千本鳥居があり、鮮やかな朱塗りの鳥居が並びます。伏見稲荷大社の境内を歩くと至るところにキツネがいますが、キツネは稲荷大神の使いです。稲荷大神が鎮座している稲荷山は、山の全体が信仰の対象になっています。枕草子で有名な清少納言も参詣した稲荷山は、森林浴を楽しみながら散策できます。山を歩いていると眼の神様を祀っている社や喉の神様を祀っている社など、健康に関連した社に出会えます。
境内には休憩所があり、お稲荷さんをモチーフにしたメニューを楽しめます。湯葉料理は旅館やホテルでも楽しめますが、伏見稲荷大社の近くにも名店があります。若い女性に人気が高いのが湯葉ランチで、湯葉のお刺身も付いています。女性に嬉しい栄養を含む湯葉は低カロリーなので、ダイエット中でも食べられます。精進料理でも有名で、最初に日本に伝えたのは天台宗を広めた最澄です。
大豆の加工品なので大豆の栄養を豊富に含みマグネシウムや鉄、亜鉛などのミネラルも摂取できます。女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンも含まれているので、美味しく食べながら美肌を目指せます。様々なメニューがありますが、汲み上げタイプは豆乳を鍋で煮詰めて温度が高くない状態で凝固した塊を汲み上げます。おぼろ豆腐のような形ですが、膜が形成され刺身で食べると絶品です。できたてを料理店で食べるのが基本ですが、最近は土産物も人気があります。水分が多いので冷凍には不向きですが、旅行のお土産には喜ばれます。引き上げタイプは、汲み上げと比べて豆乳の温度が高いです。
水分が少なく板状なのが特徴で、一般的なメニューでは引き上げタイプを使います。刺身や鍋、煮物など様々な料理に使える万能選手で冷凍しても品質が落ちないです。伏見稲荷大社に寄ってから山を巡り、お腹がすいたら美味しい郷土料理を堪能できます。デザートは、土地柄を活かした抹茶のデザートが地元の人にも観光客にも好評です。茶寮で出される菓子類には、明治時代から続く老舗専門店の抹茶が使われています。抹茶の豊かな風味を味わえるデザートは、和の世界が美しい部屋で楽しめます。